皆さん今晩は、蜜柑です。
ゼノブレイド3クリアしました。
さすがゼノブレイド。やっぱり面白かった。
というわけで、今回も感想記事書こうと思います。
ちょっとネタバレが含まれますが、入口付近だけにしますので、未プレイの方もぜひ読んでください。
目次
「ちょっとネタバレ感想」ゼノブレイド3 クリアしましたーーー!!命の使い方 考えたことがありますか?
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ちょっと不安だったけど、期待以上のストーリーだった
たしかゼノブレイド3って発売日が前倒しになりましたよね。
最近では「クオリティの向上のため」といって発売日が延期するゲームが多いですが、まさかの前倒し。
もちろん早くプレイできるのはウレシイですが、もしかして未完成のまま発売・・・?
とちょっと不安でしたが、ふたを開けてみると完璧に完成されたゲームでした。よかった。
プレイ時間は、サブクエストもできるだけクリアして60時間ぐらい
プレイ時間は
難易度 イージー
サブクエストは発見したものをできるだけクリア
で60時間ぐらいでした。
前作や前々作とのつながりは? 8割はない、2割ぐらいはある
前作ゼノブレイド2は、世界の成り立ちのみゼノブレイドと共有している設定でした。
もともと一つだった世界が2つに分かれた。という設定。
そのため本編中はほぼゼノブレイドの世界の話はなく、ラスボスとのバトル中にちょっとつながりが明かされるといった具合でしたね。
で、今作ゼノブレイド3ですが、前作、前々作とのつながりは8割ない、残り2割はあるといった感じですね。
本編は前作、前々作の話を知らなくても楽しめます。
ただし、終盤やクリア後などは前作、前々作の世界観と大きくかかわってきますので、
僕は、前作、前々作もプレイ必須だなと思いました。
細かいところまでこだわりぬいた世界観がステキ
ゼノブレイド3の世界では、2つの国が戦争をしています。
主人公たちはケヴェス(黒)とアグヌス(白)という2つの陣営に所属していて毎日争っています。
自分たちの持つ武器(ブレイド)で相手を倒すと、相手の命が自分の陣営のエネルギーになり、それに合わせてランクアップしたり、逆に生きるだけでそのエネルギーを消費するため、逃げ回っていると生きられなくなるというシビアな世界観です。
これがどう見ても胡散臭い戦争のシステムで
・両陣営が同じシステムで戦っている
・両陣営に同じような姿のヤツがいる
・生きるだけで消費してしまう命のエネルギー
しかも主人公たちも含め、この世界の人間も
・たった10年しかない寿命
・10歳ぐらいの姿でカプセルから生まれて、20歳代の姿で死ぬ
・戦争以外の情報はほぼ教えられない(意図的に消されている)
という どう考えてもゲームとして楽しんでいるヤツが裏で糸を引いてるだろ
と序盤から感じさせる演出がされています。
さらにそういった世界観なので、お風呂は混浴です。
なんと女性キャラと男性キャラが一緒にお風呂に入っているシーンがあります。
まぁ、お互いなんのリアクションもないので、違和感だらけなんですが。
あくまでこの世界の人間は戦争するためだけの「駒」なので性知識とか不要なんですよね。
ただ、その代わり男女差別や人種差別みたいなものがないようで
「女だから戦場にでるな!」とか「男なんだからもっと戦えよ」といったセリフもありませんでしたね。
まぁ、優秀か落ちこぼれかはあるので、いじめみたいなものはあったけどね。
メインキャラクター6人のストーリーもしっかり描写
メインキャラクターは6人の男女で、もともと敵同士なんですが、
いろいろあって、両方の陣営から狙われる立場になり、しぶしぶ協力することになります。
本編のストーリーを進める中で、この6人のメインキャラクターたちそれぞれのストーリーも展開されていきます。
結構ゲームによっては、メインキャラクターなのにキャラクター描写がおざなりになることがあるのですが、さすがゼノブレイド。6人のストーリーもしっかり描写してくれました。
そのおかげで、6人のキャラクターがより際立つんですよね。
ちなみに僕が一番好きになったキャラは「ユーニ」でした。
普段は一人称が俺で、いわゆる男っぽいキャラなんですが、意外と可愛いところが多くてよかった。
今作はちょっと大人の恋愛です
さて、今作のストーリーにおける恋愛要素を話しておきましょう。
前々作ゼノブレイドでは、幼馴染を殺された復讐の旅。
暗い雰囲気ばかりではありませんが、ちょっとダークな目的でしたね。
前作ゼノブレイド2では、命を救ってもらった女の子のために戦う旅。
主人公がまっすぐな熱血漢なので、熱い恋愛感情を爆発させていましたね。
まぁ、本人が自覚していたかは別として。
で、今作ではちょっと大人な恋愛ぽい感じでした。
この世界の人間は、そもそも「戦争をするためだけに生まれてくる」ので恋愛といった知識がなく、結婚や親というものも知りません。
混浴してもなんとも思わない連中なので、どうなるんだこれ?と思っていたら
こう・・少しずつ・・惹かれあうといった感じでしたね。
表面上は頼れる仲間といった感じなんですけど、傍から見てるとそれって恋愛感情じゃね。という表現をされていて、面白かったです。
逆に敵側にすごい拗らせたヤツがいましてね。
お前・・・そこまで拗らせたのか…みたいな。
それ言っちゃうのか・・・。
ムービーはちゃんと衣装を反映
ムービーは結構長いし、ちょこちょこ入ってくるのですが、きちんとキャラクターの衣装を反映しているのがすごいですね。
このゲームは、クラスという要素がありまして、ドラクエでいうところの職業ですね。
ソードファイターならアタッカー、メディックガンナーならヒーラー、ヘヴィガードならディフィンダーのようにクラスに合わせて役割分担をします。
で、クラスを変えると服装も変わるんですよね。
それがちゃんとムービーにも反映されているのはすごい!
ギャラリーからでもクラスを解放したセーブデータがあれば衣装を変えることができます。
バトルシステムがグダりやすい
ゼノブレイドシリーズ全体にいえることなんですけど、ちょっと敵のHPが多すぎやしませんかね。
特に負けることもなかったんですが、バトルシステムと相まってバトル中はグダグダするところが多かったです。
なんだろうな・・・こう必殺技などを使うともうちょっと削れてもいいんじゃないとか
あと、連戦が多い。
敵の攻撃パターンが変わるのならともかく、同じ敵と2回戦わせる意味がわからん。
必殺技のモーションも派手さがないし、
全体的にメリハリがないってことかな・・・。
もし、ゲームが難しいって人は難易度を下げるか、
ウロボロスをしっかりと強化しておくと楽になると思います。
ウロボロス、レベルが上がっても強化されないので、ちゃんとスキルツリーから強化しないといけないんですよね。
自分の命の使い道をどう決める?どの道を選ぶ?
最後にこのゲームのメインストーリーに絡んでくるんですが、
自分の命の使い道をどうするか?
ですね。
このゲームのキャラクターたちは10年しか寿命がない上に、
戦争のシステムのせいで戦う以外に選択肢がないんですね。
もちろんほかの選択肢を選んだキャラもいます。
でも、そのキャラは選んだために自分の運命に絶望し、
選んではいけない選択肢を選んでしまいます。
ほかにも、戦争以外を選べたら幸せになったかもしれないキャラクターも登場します。
・・・・・
じゃあ僕たち現実はどうなのか。
一応、社会としては選択の自由がありますが、実際には選べないこともたくさんあります。
いろいろ、その人の状況は違いますから。
あきらめて流れに身を任せたほうが楽なのかなとも思います。
希望を信じて、流れを変えるほうがいいのか、
あきらめて、流れにみを任せたほうがいいのか、
結局僕にはわかりませんでした。
ただ、このゲームをプレイしてその選択肢を考えることになったことは、
僕にとって大事なことだったんじゃないかなぁと思います。
このゲームには「最後に笑った」キャラクターが何人も出てきます。
なんで、笑ったんでしょう。
・・・・・。
アナタも、もし興味がでたのなら、ぜひプレイしてみてください。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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