ー原点にして、最高峰ー
皆さんこんばんは、蜜柑です。
ミュウツーの逆襲エボリューション。観てきました。
泣けちゃったよ!三十路を超えると涙腺が弱くなるよね。
やっぱり不朽の名作だなぁ。
と言うわけで、感想や内容を書いていきます。
なお、ネタバレ注意です。
目次
「ネタバレ注意」ミュウツーの逆襲 EVOLUTIONを観たので感想を書く
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ストーリー
幻のポケモン、ミュウのまつ毛の化石から採取された遺伝子をもとに、最強のポケモンとして造られたポケモン「ミュウツー」
人間のエゴによって造られたミュウツーは人間への憎悪を膨らませていく。
己自身の生まれた理由と、自身が最強である証明のため、ミュウツーは人類に逆襲する。
「これは、わたしを生み出した人類への、逆襲だ」
ストーリーは前作(ミュウツーの逆襲)と同じ?
同じです。
おそらくまったく同じでした。
まぁ、変わってなくて安心しましたけど。
「誰も見たこともないラストー」とか言われると、不安だったし。
やっぱりミュウツーの逆襲は名作でした!
よかったこれが変えられなくって。
フル3DCGはどう?
前作と大きく変わった点が、フル3DCGになったことです。
ポケモンたちはゲームや「名探偵ピカチュウ」で見慣れていたので違和感はなかったのですが、やっぱりキャラクターたちは違和感バリバリでしたね。
笑うときに白い歯が見えると、ん~ってなる。
フル3DCGが本領発揮したのは、自然や建物を描写するとき。荒ぶる海の描写やギャロップの炎の描写などが凄いことになっていました。
メインのキャストは同じ
声のキャスティングもほぼ同じだったと思います。
小林幸子さんがボイジャーを演じてたりね。覚えてる?ボイジャー。
ミュウは山寺宏一さんだし、あとサトシと序盤で戦う海賊風トレーナーがレイモンドだったよね。超懐かしい。(おはスタ世代)
ミュウツー役の市村正親さんの芝居が映える。あれから21年だからね。そりゃあれからもずーと芝居一筋の人だからスゴイことになるわな。
あとナレーションが石塚運昇さんなんだよ!これは嬉しかったね。
EDは風といっしょに
大地踏みしめ、どこまでも行こう。
目指したあの夢をつかむまで。
EDは当時のエンディングテーマ「風といっしょに」を小林幸子さんと中川翔子さんが歌っています。
ただ、ちょっとポップに変えすぎかな~と思いました。
あれは、しんみりするくらいがいいと思います。・・・・年かな?
21年前にあの映画を観た子供だった人に観てもらいたい映画
今回の映画でいちばん心に来たシーンは、やっぱり本物とコピーの殴り合いのシーン。
特にコジロウが、「なんか、昔の自分をみているようで、今の自分をみているようで」
って言ったシーン。
誰でも自分自身を意味もなく責めたり、傷つけた経験ってあると思います。
それは、無意味とは言いませんが、なんとも悲しくて痛々しい。
ニャースも自分のコピーの爪をみたとき、「その爪痛そうだニャ」自分の爪をみて「この爪痛いだろうニャ」
相手の鋭い爪をみて、自分にも同じ鋭い爪があることに気づく。
ピカチュウは、コピーの自分に反撃しません。ただ殴られるだけ。
だけど、殴っているコピーの方がボロボロになっていく。
最後には、お互いに傷つけあった果てに、他の人、この場合サトシを傷つけてしまう。
21年前に観たときに、僕はそんな感想は持ってなかったと思います。
それだけ僕が色々な経験をしてきたってことなんでしょうね。
この映画は、当時ミュウツーの逆襲を観た、子供たちに観て欲しい映画です。
きっと、自分自身を傷つけるポケモンたちに何かが”見える”と思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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