皆さんこんばんは、蜜柑です。
観てきました「シン・ゴジラ」
ゴジラ映画は父親に連れられて何度か見に行ったんですが、正直
「怪獣同士が戦てるのカッコいい」ぐらいにしか思っていませんでした。
父曰く「もっと人間ドラマとか観てよ・・・」と思っていたそうですが
まぁ、子供の僕に言っても理解できないでしょうね。当時10歳になって無かったと思うので。
シン・ゴジラを制作したのがエヴァンゲリオンの庵野秀明監督だったのでぶっちゃけ
「え、エヴァは?」
とか思いました。
監督は鬱病だというネット記事も観ていたので
正直不安だったのですが、その不安を見事にこの映画は払拭してくれました。
目次
「ネタバレ注意」映画シン・ゴジラの感想 まさにゴジラ映画の最高峰だ・・・「Q&Aまとめ」
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シン・ゴジラ あらすじ
11月3日8時30分ごろ、東京湾羽田沖で大量の水蒸気が噴出し、東京湾アクアラインでトンネル崩落事故が発生する。
政府は、原因を海底火山か熱水噴出孔の発生と見て対応を進める。
内閣官房副長官矢口蘭堂は、インターネット上の一般人による目撃報告や配信動画などから、いち早く事故の背景にある巨大生物の存在を示唆するが、周囲はそれを一笑に付す。
しかし、まもなく巨大生物の尻尾部分がテレビ報道されたことで、政府は認識を改める。
更に自重で潰れるため上陸は不可能という専門家の意見とは裏腹に、巨大生物は多摩川河口から大田区内の呑川を這いずるように遡上し、蒲田で上陸し、街を破壊しながら北進を始める。
もう、最初の部分だけだけど
要するに、「怪獣映画」のない日本に突如、謎の巨大生物が上陸し街を破壊しながら都心へむかっていく。
巨大生物の進行を阻止するため、日本政府は「巨大不明生物特設災害対策本部」を設置し巨大生物に立ち向かっていく。
というストーリー。
ストーリーだけ観ると普通の怪獣映画のようだけど、今ままでのゴジラ映画と違う点は
・現実の日本、日本政府に近い設定
・トンデモ兵器がない(ビーム兵器とか)
・家族ドラマ、恋愛描写が一切なく日本の政治家が国を守るため奮闘するストーリー
といった感じで今までのゴジラ映画とは全く違った映画になっています。
シン・ゴジラの感想「ここからネタバレ注意」
シン・ゴジラの感想を書いていきます。
ネタバレ注意です。
出演者の演技力というかテンポ力がヤバい
シン・ゴジラには多数の実力派俳優たちが出演しています。
なにがスゴイってとにかく劇中のセリフのテンポが速い、とにかく速くてヤバい!
僕も、芝居をかじったことのある人間なのでちょっと分かるんですが
あのスピードでセリフが出てくるのは半端じゃなくヤバい!
もちろん多少の編集はされているでしょうけども。
一瞬でも素になったら絶対にテンポが停まる。ヤバい。
ヤバいとしか言ってねぇ。
神と悪魔 ゴジラの造形
シン・ゴジラのゴジラはまさに
圧・倒・的。
ホントに生物なのか?って言いたくなる恐ろしい設定に、ほとんど上半身を動かさず街を破壊しながら突き進む様子。
ほんの数時間で進化し、最終的には翼が生えて大陸間を飛行するとまで言われていた。
極めつけはゴジラの代名詞「放射火炎」劇中では「放射線流」
歴代ゴジラのどれとも似つかないビーム兵器のような放射火炎。
しかも、背びれや尻尾からも放射火炎を出せるよう進化したりと
まさに神と悪魔二つの顔を持つ怪獣だった。
シン・ゴジラのストーリー こんなにも政治家が活躍する映画は初めて観たかもしれない
序盤は対応が後手後手に回り、お役所仕事のせいで攻撃に失敗したりと
もし日本にゴジラが表れたときどうなるか?をリアルに演出していたと思います。
しかし、まさか総理大臣が一瞬で蒸発しちゃうとは・・・。
本当にポカーンっていう擬音が聞こえてくるようだった。
ゴジラを倒すために開始された「ヤシオリ作戦」
日本中の民間企業の力を借りて、さらに海外のスパコンの力も借りてようやく成功した。
外国の人が快くスパコンを使わせてくれたシーンが好きですね。やっぱり外国とは仲良くしておかないと。
シン・ゴジラの疑問点Q&Aまとめ
各国が深海に投機した放射性廃棄物を食べて生態変化を起こした太古の海洋生物が進化したもの
結局、理由は不明。ただゴジラが急速に進化した原因を作ったとされる牧元教授の奥さんが放射線病で亡くなっているため、牧元教授の日本への憎しみが影響した?という説が濃厚
体内の冷却システムが進化のスピードに追い付いていなかったため、海に潜って体を冷ます必要があった
ゴジラは体内に原子炉と同じような機関をもっており、血液を使って熱を冷やしている。そのため血液を固めてしまうと原子炉が機能を停止し、体温が急激に下がったため凍りついた。
ゴジラ第五形態(公式)凍りつく前にはいなかったことから、凍りついた後に分裂したと思われる。
最後に この映画はハッピーエンドではない
この映画では、最終的にゴジラを封じ込めることに成功しました。
が、何十万人もの人が犠牲になり、しかもゴジラは死んだわけではない。
どこかしんみりしたような、あまり喜んではいけないような終わり方でした。
「それでよかった」
と思います。
あれで、
「やったーゴジラ倒した!パーティーだー」
とか
「明日からいつもの日々が続きます」
じゃ、ここまでリアルにこだわった意味がない。
最後の最後までリアルにこだわったからこそ、このシン・ゴジラは大絶賛の嵐を巻き起こしたのだと思いました。
久しぶりにゴジラを観ましたが、また昔のゴジラやハリウッド版を観たくなりましたね。
これでゴジラがまた盛り上がるといいなぁ。
以上!おわり!
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