何年も接客業していると、新人に仕事を覚えさせるコツもわかってきます。
皆さんこんばんは、蜜柑です。
雑貨店は人の入れ替わりが激しいです。
まあ、学生のバイトもいるし、接客業なんてそんなもんかもしれません。
僕のように長く働いていると、新人に業務を覚えさせる必要も増えてきます。
なかなか、これが難しいんですよねー。
人によってもの覚えの良し悪しがあるし
どうしても、早く仕事を覚えて欲しいと焦ってしまいます。
出来る限りマニュアル化した方がいいですね。
レジ清算などはマニュアル化しているので、覚えさせるだけです。
では、どうしたらマニュアル通りに覚えさせることができるのでしょうか?
僕は、マニュアル通りに覚えさせるために、先人の名言に習うことにしています。
接客業で今から使える!新人教育法!
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先人の知恵を借りよう
マニュアル化された仕事を教えるとき、僕はかつての海軍の軍人
「山本五十六」の言葉に習いました。
やってみせ
言って聞かせて
させてみせ
誉めてやらねば
人は動かじ
・・・です。
これは、僕が広島の呉市に旅行に行った先のヤマトミュージアムで買ったキーホルダーの言葉です。
これが本当にそのままで役に立つんですよ。
昔の人は分かってたんですねぇ、
今も昔も変わってないってことかな?
実際にこんな感じでレジ清算を教えています。
早い人なら3回ぐらいで覚えてしまうので、ぜひ参考にしてみてください。
やってみせ
初回は、あなたがいつも道りレジ清算をします。
このとき新人君には、そばでメモを取らせます。
内容は確認しません。
新人君が後で確認するためなので、任せます。
必ず新人君がメモを取り終わったら、次の説明に入って下さい。
説明をするときには「なぜ、こうゆうことをするのか?」を簡単に説明してあげてください。
(前によく間違える人がいてねー)とかでいいです。
人は、キチンと理由をつけると納得します。多少めんどくさい業務でも。
でも大抵、理由の内容までは覚えてません。
なので簡単で大丈夫。
ただし、間違えたら取返しのつかないところは(ここ!重要!!)と言ってあげるといいです。
理由は(間違えたら戻せないよ!)でOK!
ちゃんと覚えてくれてます。
こんな感じで、1回目は終了です。
言って聞かせて
2回目は、自分が流れを言いながら新人君にやらせてみましょう。
要するに・・・
(まずは、クレジットを数えてー)→(新人君がクレジットを数える、数え終わる)
→(そしたら次は・・・)
みたいな。
あなたは話しながら、時々手を貸してあげるだけです。
このとき、メモを確認させません。
「体に覚えさせる」といった感じで。
もちろん質問や確認があったら、答えてあげてください。
質問しにくい空気を作ってしまうと、後々でっかいトラブルになります。
質問しやすい、話しかけやすいというのは、いい上司・いい先輩の必須条件です。
させてみせ
3回目は新人君にやらせてみましょう。
あなたはそばで見ているだけです。
おそらくメモを取りながら進めると思います。
長い時間迷っていたり、わからなくなってそうだったり、
間違えそうなときに、声を掛けてあげてください。
これをあと数回繰り返せば、一人で大丈夫です。
ときどきイレギュラーなことがあるので、様子は気にしてあげてください。
誉めてやらねば、人は動かじ
最後に終わったら誉めてあげましょう。
別に無理に誉めなくてもいいです。
(ご苦労様、何かわからないことはある?)
ぐらいで大丈夫。
もし質問があればできる限り答えてあげてください。
(後で修正できない・修正が大変)
このように説明しておけば、納得してくれます。
大切なことは(ちゃんと出来ていたよ)と伝えてあげること。
そうすれば、相手の自身につながり、
「しっかり覚えておこう」という気にもなります。
大切なこと
新人君に教えるうえで大切なことは
・怒らないこと
・焦らないこと
・間違いを認めること
だと思います。
怒ってしまうと、相手は委縮しこちらに確認しずらくなってしまいます。
そうなれば、大きなトラブルになってあなたに帰ってくるでしょう。
トラブルは小さな火種のうちに消しておく、そのために
話しかけやすい人になってください。
あなたが焦っては意味がありません。
冷静に客観的に判断しましょう。
もしあなたが間違ってしまっても、素直にそれを認めましょう。
(あっ!ごめん、さっき教えたの間違えた)というだけで大丈夫。
相手の警戒心を解くだけでなく、間違えても何とかなる!ということを教えてあげてください。
それだけで、相手との距離が縮まり、大きなトラブルを防ぐことにもつながります。
早い人は3回ぐらいで覚えてくれると書きましたが、
もちろん覚えが遅い人もいます。
そんな人でも根気よく見守り続ければ自然と覚えてくれます。
あなたは、先輩なんですから
怒らず・焦らず・間違いは認めて
懐の広いところを見せてくださいね。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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