こんばんは、蜜柑です。
空気が乾燥し始めると加湿器が必要になってきます。
でも、加湿器にはいくつかの種類がありよく分からないと思います。
そこで本記事では、雑貨店で10年以上働く筆者が
加湿器の種類とそれぞれのメリット、デメリットについて書いていきます。
加湿器にはいくつかの種類があります。
主に
です。
それぞれに特徴があり、生活スタイルによってメリットにもデメリットにもなります。
分かりやすく解説していきますのでお付き合いください。
おすすめの加湿器をまとめました
よくある質問(問い合わせ)について答えました
加湿器の選び方についてまとめました
加湿器でアロマを使う方法について書きました
目次
「加湿器のメリットとデメリット」タイプ別に解説!(超音波式・スチーム式・ハイブリット式・自然気化式について)
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水を加熱して水蒸気を出す「スチーム式」
水を加熱して水蒸気を排出するタイプ、 電気ポットを想像してもらえれば分かりやすいと思います。
スチーム式のメリット
・水を沸騰させるため細菌が繁殖しにくい
加湿器の最大の弱点は水を使うためタンクの中に雑菌が繁殖し、最悪繁殖した雑菌を部屋中にばらまいてしまうことです。
スチーム式は水を沸騰するまで加熱するので、雑菌の繁殖を防いで清潔な状態を保つことがでいきます。
・比較的安価
超音波式やハイブリット式と比べて値段が安いものが多いです。ファンが必要なかったり簡単な作りになっているためです。
・加湿スピードが速い
蒸気が勢いよく排出されるので、加湿のスピードが他の種類の加湿器より早いです。
・フィルターが無いため交換の必要がない
超音波式などの加湿器はフィルターが汚れるため交換の必要があります。
しかし、スチーム式にはフィルターが無いため交換の必要はありません。
スチーム式のデメリット
・高温の蒸気を出すため、火傷の危険がある
排出口付近はかなりの高温になっています。非常に危険です。
・電気消費量が高い
加湿するたびに水を沸騰させる必要があるため、電気を多く消費し電気代も高くなりやすいです。
・ボコボコと沸騰音がする
人によっては気になるかも。
とにかく速く加湿し、メンテナンスの手間を省きたい方向け(メンテナンスが全く必要がないわけではない)
半面、小さなお子様やペットを飼っている家庭では向かないと思います。
内部の水を沸騰させて加湿しているため、こぼしたときに非常に危険です。
スチーム式加湿器はこんな人におススメ
メンテナンスがめんどくさい。(メンテナンスの手間が少ないものがいい)
沸騰音が気にならない。
初期費用を抑えたい。(電気代は気にしない)
超音波で水を霧状にして排出する「超音波式」
超音波で水を霧状にして、ファンを使って排出するタイプ。
超音波式のメリット
・小型のものが多く、デザインもおしゃれ
USB電源を使って机の上におけるタイプもあります。
もちろん、加湿できる範囲は加湿器のサイズによって変わるので、小型の加湿器はそれだけ加湿範囲は狭くなります。
・アロマが使えるタイプが多い
油性のアロマを染み込ませるアロマパットが付属しているものや、超音波式の加湿器はタンクに水溶性のアロマウォーターを入れることが出来ます。
・電気消費量が少ない
スチーム式やハイブリット式に比べて電気消費量が少ないです。
超音波式のデメリット
・細菌が繁殖する
水を加熱することが無いので、タンクの中の水を放置しておくと雑菌が繁殖します。
本体の内部も定期的に掃除をしないと、すぐに水垢がたまるので掃除は必須です。
定期的にフィルターの交換も必要になります。
どのくらいでフィルターを交換すればいいのか?
商品によってまちまちですが、できれば毎年(一冬使って)交換したほうがいいと思います。
熱い蒸気も出ないので、お子様やペットのいるお宅におすすめです。
超音波式加湿器はこんな人におススメ
プレゼントに贈りたい。
アロマを楽しみたい。
メンテナンスが苦にならない。
スチーム式と超音波式の良いとこどり「ハイブリット式」
スチーム式と超音波式の特徴を合わせてデメリットを中和させたタイプ。
ハイブリッド式のメリット
・スチーム式のように高温の蒸気が出ない
・水を温めているため細菌が繁殖しにくい
ハイブリット式では水をヒーターで温めているため、雑菌が繁殖しにくく、スチーム式のように高温の蒸気を出しません。
ハイブリッド式のデメリット
・値段が高い
両方の良い所を取り入れいるだけあって、値段は高めです。
・電気消費量が高い
スチーム式ほどではありませんが、超音波式に比べると電気消費量が多くなっています。
パワーがあるものが多いので、リビングなど広い部屋にも対応していますが、その代わり消費電力や値段が高くなりやすいことがハイブリット式の特徴です。
ただし、お手入れは必要なのでスチーム式をほど放置したくないが、超音波式ほど頻繁にお手入れしたくない、という方におススメです。
ハイブリット式加湿器はこんな人におススメ
とりあえず費用は気にしない。
とにかく広い部屋で使いたい。(ハイパワー、高機能の加湿器が使いたい)
センサー・タイマーなど多機能のものを使いたい。
自然の力で加湿する「自然気化式」
最近広まってきた、気化しやすい紙に水を吸わせて加湿する電気を使わないタイプ
自然気化式のメリット
・電気を使わない
電気を使わないため、お子様やペットが誤って倒してもショートする危険がない。
・値段が安い
持ち運びができるものもあります。
自然気化式のデメリット
・加湿量が少ない
自然の力を利用して加湿しているので、加湿量が安定しません。
・細菌、カビが発生しやすい
使った後にしっかり乾かすなど対策が必要です。
加湿器の種類の中でも一番手軽で値段も安く、
とりあえず加湿器を試してみたい人は、このタイプを購入して水を入れて一晩できるだけ近くに置いておくと、加湿の効果を実感できます。
持ち運びもできて電源が無くても使えるので、旅行や出張におススメです。
自然気化式加湿器はこんな人におススメ
とりあえず試してみたい。
旅行・出張にもっていきたい。
プレゼントに贈りたい。
猫を飼っていてひっくり返すのが心配。
陶器型自然気化式
去年ごろに発売された陶器型の自然気化式加湿器です。
容器に水を入れると、陶器に水が染み込み蒸発しやすくなり加湿してくれる仕組みになっています。
自然気化式なので加湿量は少なく、加湿器の周りのみ加湿してくれるタイプになります。
可愛い動物の形になっているのでプレゼントにおススメです。
陶器型自然気化式のメリット
・可愛い
・プレゼントにピッタリ
陶器型自然気化式のデメリット
・重い
・割れやすい
陶器製で重く、割れやすいので小さなお子さんには向いていないプレゼントだと思います。
陶器型自然気化式はこんな人におススメ
・可愛い加湿器を部屋に置きたい
・可愛いプレゼントを贈りたい
加湿器のメリットとデメリットをタイプ別に解説!(超音波式・スチーム式・ハイブリット式・自然気化式について)まとめ
・スチーム式
細菌が繁殖しにくい、比較的安価、加湿スピードが速い、フィルターが無いため交換の必要がない
火傷の危険性がある、電気消費量が高い、ボコボコと沸騰音がする
・超音波式
小型のものが多い、デザインがオシャレ、アロマが使える、電気消費量が少ない
細菌が繁殖する
・ハイブリット式
高温の蒸気が出ない、細菌が繁殖しにくい
値段が高い、電気消費量が多い
・自然気化式 陶器製自然気化式
電気を使わない、値段が安い
加湿量が少ない、細菌、カビが発生しやすい
加湿器には、それぞれにメリット・デメリットが存在します。
自分の生活スタイルや「何を重要視するか」で選んでくださいね。
こちらの記事でおすすめの加湿器をまとめました。
ぜひ、チェックしてください。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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